第44回 労務⑱ 介護離職について

今回も、前回に引き続き介護がテーマです。今回は介護離職の問題を解説します。
まず、介護離職に関する以下のグラフをご覧ください。

出典:労働政策審議会 雇用環境・均等分科会(第65回)参考資料1「仕事と育児・介護の両立支援対策の充実に関する参考資料集」P14より一部抜粋し、加工して作成

介護離職者の多くは50代で、女性が男性に比べると多いことが分かります。この50代は、企業においてベテランや管理職として働き盛りの年代のため、この層が抜けることによるダメージは大きいです。
では、どのような理由で介護離職に至ってしまうのでしょうか。

出典:労働政策審議会 雇用環境・均等分科会(第65回)参考資料1「仕事と育児・介護の両立支援対策の充実に関する参考資料集」P45より一部抜粋し、加工して作成

出典:労働政策審議会 雇用環境・均等分科会(第65回)参考資料1「仕事と育児・介護の両立支援対策の充実に関する参考資料集」P46より一部抜粋し、加工して作成

やはり、離職理由として多いのは「両立支援制度」の未整備で、当該制度の個別の周知があれば仕事を続けられたと思う人は半数以上おられます。

そして、以下の資料にもあるように、近年は介護をしながら就業する方が増えています。

出典:労働政策審議会 雇用環境・均等分科会(第65回)参考資料1「仕事と育児・介護の両立支援対策の充実に関する参考資料集」P15より一部抜粋し、加工して作成

以上が、「労務⑱ 介護離職について」とその注意点です。少しでも参考になれば幸いです。

ここで、「ボードゲームで考える!介護離職ゼロ研修」のご紹介をさせていただきます。

出産や育児と異なり、介護はある日突然訪れ、終わりがいつになるのか見通せないことが多いです。

介護離職は50代前後の世代が中心ですが、この会社にとって重要な人材が抜けてしまうと、退職する本人だけでなく、周囲の従業員や会社にとっても大きな損失となります。その介護離職を防止し、「社員と会社を守る」ために、「社労士」と「ボードゲーム」の組み合わせでお答えします。

具体的には、社労士として法制度の説明などを行うほか、ボードゲーム形式で介護期の家族のリアルを疑似体験できる研修(セミナー)を開催できます。対象者の属性(管理職、一般従業員など)や目的等に応じて、個別対応可能です。

お見積りやご相談をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりお知らせください。